ドラバニア帝国領外れ ギッシュの塔を舞台とした少女と魔女と戦士達の物語―― この物語に定められた道は存在しない。 在るのは少女を想う気持ちただ一つ。 さぁ、貴方のその足で救済の道を切り開け! |
<冒頭> 帝都出入り口にあたる南門。 行き交うは荷を背負った行商人、帝都周辺を巡回する兵士達などである。 これといって問題もなく時間が過ぎてゆく。 (タッタッタッタ) 日が昇りきる少し前。 南門に近づいてくる足音があった。 門番がその足音に気付き、その方角を向くと少女が息を切らしながら走ってきた。 少女が門に着くや否や、突然門番の男に向かって叫んだ。 「お、お願い… おじいちゃんを、、ワタシのおじいちゃんを助けてっ!」 いきなりの大声に驚く門番。 辺りの人々も一斉に少女の方を見た。 そして門番が意味を尋ねる間もなく、少女は言い続けた。 少女が言った。 「おじいちゃんが倒れちゃったの! 隣村に行こうと思ったら魔女に会ってね。。 ギッシュの塔でね、モンスターからね。。 ワタシどうしたらいいのか分からなくって。。。」 全く意味が通じない。 少女は混乱してしまっているようだ。 一先ず、門番は少女を落ち着かせるため椅子のある休憩所へと招く事とした。 休憩所へと向かう道のり。 門番は少女の姿をもう一度見た。 身の丈は130センチぐらいだろうか、顔にもまだ幼さが伺える。 よく見ると腕・足には真新しい傷跡があった。 少女が椅子に座ってから十数分。 いくらか落ち着いてきたようなので名前から聞く事とした。 「え、あ、ごめんなさいっ。 ワタシはルクク…って言、います。 帝都から東に向かった村に住んでます。」 それから門番は南門で言われた事について聞いてみた。 ルククの話の全ては以下の通りである―― 『おじいさんは3日前、突然39度の高熱を出し今も尚寝込んでいる。 それ以前は病気と言った病気に掛かった事はない。 村の医者に診てもらい解熱剤を飲むも一向に熱は下がらない。 別の医者に診てもらおうと隣村に向かう事に。 その隣村に行く時に通る森で1人の魔女に出会った。 魔女が言うにはおじいさんの病気を治せるらしい。 ただし条件があるとの事。 その条件とは「ギッシュの塔」に住まうモンスターを倒し、倒した証を自分 の村の門に持って来るという物だった。 しかし門は4つあり、いつどこの門に魔女がいるか分からない。 それ以前に自分は弱くてモンスターを倒せないそうだ。 だから助けを求めにこの帝都に…』 【立て看板】門番からの呼び掛け ドラバニアにいる皆さんへ。 同国に住まう少女の祖父が高熱を出して倒れてしまいました。 医者が診るも治す事が出来ず、治せるのはある魔女のみ。 その魔女は「ギッシュの塔」のモンスターを倒し、証を持って来たのなら治してやろうと言ってきたそうです。 少女が一生懸命挑戦するもモンスターは倒せず。 もう少女の体は傷だらけです。 私は門番。 ゼオノクス王の許しなく此処を離れる訳にはいきません。 何方かモンスターを倒し、同国に住まう1人の掛け替えのない命を救って下さい。 お願いします。 −南門・門番− 【立て看板】魔女の言葉の再現 人の命を助けてやるのだ、無償と言う訳にはいかない。 お前にはそれなりのリスクを背負ってもらおうかのぉ。 ふむ、じゃあゲームでもしようか、 ひっひっ。 わしが欲するのは4つのアイテムじゃ。 ・ムイムイの吐く月白の糸 ・ウィザードの纏う半色の装束 ・アサシンが付けている琥珀色に輝く髪結い ・ハーピィの持つ錫色の羽 もしこの内の何れかを手に入れる事が出来たのならば、それを持って村の門に来るがよい。 ただしわしは1ヵ所に留まるのが苦手でのぉ。 歩き回っておるから探し出しなさい。 お前はお願いする立場だ、これぐらい苦にするんじゃないよ。 ふむ、ただ何もなく探せと言うのも難儀かもしれない。 わしは優しいからヒントを出してやろう。 そうだねぇ… 「村に風が吹き、空に鳥達が飛んでいるのならば東門に現れ 村に風は吹いているが、空に鳥達が飛んでいなければ西門に現れ 村は無風、しかし空に鳥達が飛んでいるのならば南門に現れ 村は無風、空にも鳥達が飛んでいなければ北門に現れようじゃないか」 優しいわしからもう一つ。 オハナボウを村にある風車前に捧げに来れば良い事を教えてやろう。 じゃあ、頑張ってモンスターを倒すのじゃぞ。 ひっひっひ。。 <ルール> 【概要】 此方はダンジョン転送所を利用したイベントになります。 ダンジョンにてモンスターを倒し、魔女が欲しがっている品を彼女の元へ届けて下さい。 なお、ダンジョンは「未開の海路、災いの塔、ソルバ砦・跡地、マロロの洞窟」どこを用いても構いません。 【参加】 パーティ(ペア)を組んで頂きます。 予め話し合いをし、組む相方が決まっておりましたら代表者が2名の名前を表記して下さい。 1人で参加表明される場合 現在のLv、到着しているダンジョン階層、スキル殺気の有無を忘れずに記入して下さい。 それらを総合的に評価し主催が独断でペアを決めます。 参加者はレスタイトルに【参加表明】と表記お願い致します。 【募集期間】 本日〜○日の4日間 予定ではパーティの発表は翌日の□日にしたいと思っております。 【背景】 ギッシュの塔内の捜索・モンスターとの戦闘風景 村に向かった時の姿(心情) もしくは結果報告のみ等、皆さんのお好きなように描写を 【オハナボウ】 風車前にオハナボウを捧げに行くと魔女からの手紙が >帝国内立て看板(実行スレッド)にて貼り出されます。 に修正(実行経験より此方の方が好いと思いました) その内容は、貴方が風車前に来た時魔女が何処の門にいたかというモノ。 ヒントになるかどうかは…? 【命の恩人】 少女か門番が自宅にお礼に行くかもしれません? 【証譲渡方法】 魔女が挙げたアイテムを手にする事が出来ましたら、村の何処かの門に向かう事が出来ます。 向かう場所はレスタイトルに表記して下さい。>【東門】etc その場に魔女が居れば薬が貰えます。 居なければ再度お探し下さい。 なお1日に渡しに行ける回数は2回までと致します。 パーティを組んでいますので、どちらかが行った時点で1回とカウントします。 担当を選ぶも、それぞれにするも、そちらは2人の判断で。 (※主催の接続時間により返信が遅れる事が御座います。そのため1回目の挑戦の結果が主催から告げられなくとも続けて2回目を渡しに行く事を可と致します。1回目で正解ならそこで終了と認識。) 一応実行スレ冒頭(使用した文) 《少女の願い、魔女の遊戯》 それぞれの道 ドラバニア帝国領外れ ギッシュの塔を舞台とした少女と魔女と戦士達の物語―― 戦士達がギッシュの塔へ向かうべく南門に差し掛かる。 そこに立つは南門門番。 戦士達の姿を見て確信したのか、門番が駆け寄り声を掛けてきた。 「もしかして、立て看板を見てくれた方々ですね! ありがとう御座います。 私にはこれぐらいしか用意出来ませんでしたが…どうぞ。 皆さんのご武運を祈っております。 お気をつけて。」 貴方の手の中にはスカラベがあった。 再び決意を固め、塔へと歩き出す戦士達。 その後姿を見送る門番。 今、物語が始まる―― <一言> 見ての通り、魔女の謎(ヒントの解説)は書いておりません。 また実際に出た質問も省いております。 その他諸々知りたい方がいらっしゃいましたら、直接伝言等でお知らせ下さい。 俺が覚えていればたぶん答えられます…。(危うい) |
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